[WoT] 敵車両を射撃するということ(射撃のシチュエーション)

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敵車両を射撃する状況について

WN8の伸びと成長曲線の中に書いていたら非常に長くなりそうなので、別POSTにします。
単純化して考えてみようとしたのに意外に長くなってしまい説明下手だなぁ。。。

射撃に自分、相手、他敵車両のパターンで分けて考えてみます。
※ここで言う「撃てる」とは撃とうとしたら、です。撃ちにいかないという判断もできる状況としましょう。
本当は撃てないのか、撃たれないのかでも全然違うのですが細かくなりすぎるのでちょっと簡略化します。

射撃のシチュエーション

 ①自分は撃てて、相手は撃てない、他敵車両も撃てない状況
 ②自分は撃てて、相手は撃てない、他敵車両は撃てる状況
 ③自分は撃てて、相手も撃てる、他敵車両は撃てない状況
 ④自分は撃てて、相手も撃てる、他敵車両も撃てる状況
 ⑤自分は撃てず、相手は撃てない、他敵車両も撃てない状況
 ⑥自分は撃てず、相手は撃てない、他敵車両は撃てる状況
 ⑦自分は撃てず、相手は撃てて、他敵車両は撃てない状況
 ⑧自分は撃てず、相手は撃てて、他敵車両も撃てる状況

ホントは味方車両の状況、発見されるか否か、砲の向きなど他の要因もありますが、
WN8 2000~2500くらいまでは上のパターンで不利なパターンに陥らないようにするだけで十分行けると思います。

まず危険度が高い順番で行くと

 ⑧ > ⑥ ≧ ⑦ ≧ ④ > ② > ③ > ① = ⑤

です。もう少しシチュエーションを考えてみましょう。

⑧自分は撃てず、相手は撃てて、他敵車両も撃てる状況

遮蔽物が無い平原、撃たれても敵が非発見状態、ハルダウンで撃っても貫通できない、など履帯も切られる可能性も考えなくても即撃破に繋がる状況です。

⑥自分は撃てず、相手は撃てない、他敵車両は撃てる状況

撃とうとしていた車両は射線が切れていて、自分も射線が切れているが、敵の別車両の射線は通ってしまっている状況です。
大抵が横撃ちを許してしまっていたり、方向の異なる複数車両を相手にしなければならない状況のため、非常に厳しい状況です。
詰み or すぐ積むシチュエーションです。

⑦自分は撃てず、相手は撃てて、他敵車両は撃てない状況

場合分けで必要なので書きましたが、あんまり無いですね笑。
終盤戦1 vs 1で戦えている状況でこちらには遮蔽が無く、敵には遮蔽物や稜線がある状況かな。
序盤ではここまでガバいと基本的には⑧に繋がっていくので即撃破に繋がります。
終盤では相手が非常に有利な状況を組まれてしまっているのでこれまた避けたい状況です。

④自分は撃てて、相手も撃てる、他敵車両も撃てる状況

撃ちに行くと撃つ相手以外の砲も置かれている状況です。
一見ヤバそうですが、撃ちにいかなければ撃たれない状況なのと、前線構築している重戦車がこのシチュエーションになることが多いですね。
変数に加えていないのですが、瞬間瞬間の”敵が撃てない状況”が生れた際に撃ちに行くことで危険度を下げて撃ちに行くことができます。

②自分は撃てて、相手は撃てない、他敵車両は撃てる状況

④の派生で相手の車両が発砲した場合、などがそれに当たります。
ただ撃ちに行くと他の車両の射線が通っているので、誰を撃つか、誰の弾なら受けてもいいか計算が必要になります。
邪魔な車両から排除していくことが求められるのですが、それは後にしましょう。

③自分は撃てて、相手も撃てる、他敵車両は撃てない状況

1 vs 1のダメージ交換が成立している状況です。
自車両と敵車両の残HP、装甲、砲の単発火力、貫通を天秤にかけて有利であれば撃ちに出てもOKなシチュエーションです。

①自分は撃てて、相手は撃てない、他敵車両も撃てない状況

非常に有利なシチュエーションですね。ガンガン撃っていきましょう。
非発見状態で敵車両の横を取れている状況や、味方車両がヘイトを稼いでいる状況で横撃ちが出来ている状況などです。

⑤自分は撃てず、相手は撃てない、他敵車両も撃てない状況

安置、完全に遮蔽に隠れられている状態ですが。
自分も撃てる相手がいない状況なので、前線構築すべき車両では基本的に避けるべき状況です。駆逐で砲を置いている状況で出てきたら撃てる、などシチュエーションが変われば撃てる状況です。

まず、基本的には⑧、⑥、⑦になることを避けて、いかに自分に有利な状況で戦うか、が重要です。
初心者の方は不用意に飛び込んでしまったり、周りが見えておらずに⑧、⑥、⑦に陥ってしまって早々に退場、が多く見受けられます。
マップの知識が前提にはなってきてしまいますが、避けるべきシチュエーションを認識して動けるようになりましょう。

次に大事なことが”予測”です。
有利な状況で戦っていても前提が変われば①⇒⑧になることもあります。
例えば、横撃ちが非発見状態でできていたが、遮蔽の近くでは撃っておらず発見されてしまい逆に敵の複数車両から射線が通ってしまう、などです。
それ以外にも戦況の変化によって敵に抑えられてしまったポジションによって⑥になってしまったりします。

現状①~⑧のどの状況に自分は置かれているのか + 1分後に戦況がどう動いたら自分のいる状況はどう変わってしまうのか、
この未来を想定して状況を把握することが非常に重要です。

未来を予測することで場合に依っては1~2発貰って詰める、ポジションを捨てて下がる、といった判断が生れます。
射撃だけに集中せずに、先ずはマップを見て全体の展開を予測することから始めてみてください。

押し引きの判断は味方に合わせていても初心者~中級くらいまではOKです。

少しだけレベルアップ
(自分が)撃てる状況を逃さないこと

ここからは②、③、④の状況で如何に射撃のシチュエーションを創り出すか、です。

相手が撃てる状況でも疑似的に撃てなくなるタイミングがあります。
簡単な話ですが、”相手のリロード時間”と”自分以外の味方を敵が照準している時”です。

非常に基本的なことなのですが相手のリロードタイムを把握していない人と、砲の向きを常に見ている人が非常に少ないです。
難易度としてはリロードタイム時に撃ちに出る方がとても低いです。

まず、相手のリロードタイムを把握しましょう。
Wikiに車両ごとの発射速度(rpm)が載っているので全部把握できます。
基本的には

60秒/発射速度-(60秒/発射速度/10)

でラマー(装填棒)を加味したリロードタイムを把握しておけば良いですが、
高Tierになればなるほど戦友・換気扇・食料などでリロードタイムが更に短くなっていることがあるので、
更に-1秒くらいに見積もっておけば安全です。

リロードタイムやローダーの搭載弾数、敵が発砲したのか否かを把握していないので、
撃ちに行けるシチュエーションが減り、安全にダメージを与えられるチャンスを逃してしまっています。
勿体ないですよね、大体でもいいのでリロードタイムを把握しましょう。

そして、②、③、④の状況でも味方の状況を見て味方が弾を受けそうな状況であれば、
安全に反撃できるチャンスが生まれるので受けてくれた味方のHPが無駄にならないように射撃の準備をしましょう。
(自分から受けたい人は皆無ですが、行動がガバくて勝手に貰ってくれる人が結構います)

後は他の車両の射線が通っていない or 発砲済みなことを確認して撃つだけです。
更にに言うとスポットが切れている状態で撃つ、ということも可能であれば重ねたいです。

もしスポットできていなかった敵車両が後ろに控えていた際にも発見されたまま飛び出すのと、非発見で急に出てきたのでは貫通されるリスクが多少減らせます。
重戦車では豚飯、昼飯も有効に活用して撃つことで撃たれた際にもリスクを更に減らせます。
もちろんモタモタしているとチャンスを逃すので、豚飯など準備ができているか、出来ていないのであれば撃つことを優先するか、を判断して撃ちに行きましょう。

次に砲の向きを見て撃つ、ですが。
敵が異なる車両に照準している際など、自分が撃たれるには少し猶予がある(砲を向ける、照準する、絞る、撃つ)状況です。
砲の向きを常に注意して、砲塔の薄い部分など貫通の見込みがある場合は積極的に撃ちに行きましょう。

その際に重要なことは”スポットを切った状態”で撃ちに行くことです。
スポットされていては相手から状況が丸わかりなので虚が付けません。
もちろん敵が全然警戒しないガバガバな敵であれば、スポットされていても撃ちに行けることもありますが、
基本的には撃つタイミングを相手に悟られないためにスポットが切れた状態から撃ちに行くことが重要です。

重戦車でももちろん多用しますが、中戦車は前後の動きが更に機敏なのでこれができるかできないかで射撃回数は大幅に変わります。

もうちょっとレベルアップ
(自分が and 味方が)撃てる状況を創り出すこと

先ほど疑似的に撃てなくなるシチュエーションで説明した
”相手のリロード時間”と”自分以外の味方を敵が照準している時”を
自分から誘って創り出すことです。

前提としてある程度の装甲が必要だったり、リスクを多少取るので少しレベルアップとしました。

ハルダウンの斜め移動で誘う、が非常に手軽な手段です。
砲塔が少し硬くて俯角が取れる車両でやりやすい方法になります。

やり方は簡単、稜線の裏にいる敵に対して直線でハルダウンするのではなく、
斜めに稜線を使って横移動も加えて小刻みに前後運動しながらハルダウンするだけです。

敵から見ると砲塔が固めな戦車が横+縦の照準調整をハルダウンで決められるので非常に鬱陶しいです。
もし射撃しても稜線に阻まれるか、虚空を切るか、砲塔に弾かれる可能性が高いことや、
照準した際に他の車両に砲塔を抜かれる、などリスクを強いないと対応できなくさせられたします。

”ここにいるよ”、”キミが撃ったらここから撃たれるんだよ”、と存在を少し印象付けておくだけで警戒しなければならない方向が増えて負荷を上げれます。

後は装甲や履帯の厚みを活かして射撃を誘う、ですがこいつは結構相手と呼吸を合わせないといけないので今度良く撮れた動画などをアップします。
編集出来たらこの記事に張り付けるので、見ながら理解してもらった方が早いかもしれません。

それでは。

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