[WoT] レッドシャイア ~南開始~ [MAP解説] (ver9.19)

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レッドシャイア南開始での概要と展開例

レッドシャイア南開始における展開の一例と動きの考え方をまとめてあります。

全体のザックリ概要を説明しつつありがちなパターン例から動きの考え方などをまとめています。

このマップは前線構築する戦車の枚数(+Tierの高低)で崩せるか否かが変わってくると思っています。

書いててその時々で使えるポジション、危険な(になる)位置の判断が求められるので感覚的な部分も多く戦っていたな、と自分でも再認識しました。

そういう意味で状況把握と見えない敵の射線管理が必要な少し難しいマップかもしれません。

今回は1例として重戦車ルートが突破したパターンで考えていきたいと思います。

どのルートも突破できてねぇよ!という場合は別記事で最後まで足掻く方法をまとめようと思います。

まずは考えられる展開を叩き込むほうがいいかな、と。

西側突破のパターンもありますが、まとめるのが大変だったので要望があれば追記していこうと思います。

レッドシャイア概要

もっとザックリ分けてもいいのですが、このマップは射線管理や”今”はどこが安全なのか、という判断が展開によってかなり変わってくるので比較的細かく分けて見ました。

各ポジションの解説

番号順に解説を入れていきます。

①重戦車ルート1

重戦車定番ルートです。

ここに行く前に敵の重戦車の枚数と特性、Tierを自分のチームの重戦車と相対的に比較しましょう。

もし重戦車の枚数が大幅に負けていたり、といった場合は違うルートも視野に入ります。

また、基本的に自走砲が狙っているので、9ライン側をメインに使うと降り注ぎます。
なるべくF10の稜線ぎりぎりまで入れればまた違いますが、E9,0の間の岩を挟んで戦う場合は9ライン側を詰めすぎると稜線裏に隠れている中戦車と正面の重戦車にクロスファイアをかけられることもあるので十分注意しましょう。

南と北で比較するとF10で頭を出すと後ろに控えている⑥’駆逐の射線が通るので比較的南が有利な条件だと思っています。

重戦車の枚数・勢力が同数の場合は後ろに駆逐戦車が控えているか、クロスファイアを組んでくれる中戦車など支援があるか、そもそも敵がガバガバなどがこのルートの勝敗に繋がってきやすいです。

②稜線を活用した中戦車・軽戦車がメインで居座る戦場

この領域は南北の中戦車・軽戦車でガツっと当たってホールドになることが多いです。
(重戦車の枚数が絶対数でかなり負けている時など、最初からここに詰めてしまうこともあります。)

正面同士で打ち合うというよりはそれぞれ③や③’、⑤’などを撃つことが多いかもしれません。
理由としては稜線から身を乗り出しすぎると後ろに控える駆逐戦車から思わぬダメージを貰うためです。

駆逐の位置がある程度割れて、入っている車両・枚数の想定をすることと③の領域を押さえて前に上がらせることで駆逐のスポットの可能性が出てきます。
(それでも奥にガッツリ隠れている駆逐や隠蔽が極端に高い駆逐は発見できないことが多いです)

枚数が揃っていてある程度的に損害を与えられている、駆逐の枚数が判明しているなど材料が揃ったらある程度のダメージは覚悟で突破に動いたほうが良い場合が多いです。
(これも味方によります、アジアは一緒に突っ込んでくれる人が少ないので、
全員前に上がってきている、など判断が必要です)

ただ、中央で戦車の枚数が勝っているということは他のルートは負けることが多いので、ウジウジしてても良いことには繋がることは少ないです。

溶かしに動かなければいけないタイミングでもウジウジしてたら早々に見切りを付けて突破されたところの通行料など、稼ぎに回ったほうが良い結果に繋がることもあります。

③、③’ 城から中央への支援、正面の牽制

②の領域にいる敵戦車のクロスファイアが組めます。

が、中央にいる戦車も基本的に③の射線を気にしていることと、通行料も狙っています。

お互い警戒し合っている中であるということと、正面にいる戦車はさほど脅威ではない(②で言った様に稜線から過度に出れない)ため膠着することが多いポジションです。

②に比べてリポジも行いにくいため、あまりYASUNISHIは行きません。

が、全くいらないかというと全然そんなことなく、誰かに入っていては欲しいという我侭なポジションですね。

ここに味方がいない場合は②の戦いがかなり厳しくなります。

ある程度牽制したら突破される前に重戦車ルート側の安全を確保しに動いた方が良いという判断を下す材料でもあります。

④通行料?駆逐?初手でここに大量に戦車がいると、うわぁ。と思うポジ

駆逐がよっこいしょ、と良くいるポジションです。

たまに中戦車も駆逐に混ざって大量にいることもあります。

撃てる相手は限られており、通行料と言っていいのか分かりませんが、④’のガバい敵車両や中央に何故か入ってきた敵車両を撃つことができます。

駆逐は百歩譲ったとしても中戦車は前線構築に向かいましょう。

いてもいなくても良いポジションにいるより戦線構築に貢献したほうがよっぽど役に立ちます。

⑤北の駆逐ポジ1

②の頭を出しすぎた敵戦車を撃てるには撃てますが、初手からここは必要ない気がします。

後々詰められる前に入っておく、など使いどころは試合展開の中盤~後半になってきます。

⑤’北の駆逐ポジ2

④のスポットされた敵、②の頭出しの敵、①の重戦車が詰められた場合。

特に重戦車が詰められた場合&中央も抑えられていない場合は④に下がっておかないとクロスファイアで積みます。

丘を押えられている場合で重駆逐の場合などはある程度ホールドが可能です。
が、8ラインの稜線は抑えられてしまうので、後ろに控えている味方が撃たれだして下がると孤立して詰みます。
(敵チームから見ると次に溶かすべき目標になる)

長くなったのでこの辺でもう一回マップ入れておきますね。

⑥ ②の頭出し、③が詰められた場合に活きるポジ

主に駆逐戦車が入っている場合が多いですが、中盤以降で②が崩されそうなときに敵を押し留めるダメージソースとしてのポジションでもあります。

比較的面倒なポジションでここに車両がいるかいないかでかなり変わります。
(ほぼ絶対いると思って良いです、いなかったらホントラッキー♪)

この稜線に敵車両がいると③、②から詰めるのはダメージを覚悟しなければならず、ランダム戦闘ではラッシュなどの連携が望みにくいため、押し留められる可能性があります。

が、敵にキャリーする戦車がいたり、連携を取られてスポット&詰められた場合は逃げることが難しいポジションですので、最後まで徹底抗戦せざる負えなくなることもあります。

その場合は東側に少しでも位置をズラしておくことで、東からの支援や中央の④’の稜線の裏に入った味方から支援が貰えることもありますが、

④’の見方は目の前に敵車両がいたり、敵の④から射線が通ってしまっていたり、とそれどころではないシチュエーションが多いです。

⑥’ ①が詰められそうな場合のカウンターポジ

ここも駆逐戦車が入っていることが多いです。

固めの駆逐は奥では無く前の方に入ることもあります。

また、スウェーデンツリーの駆逐は山を登って茂み越しの高い位置から隠蔽を効かせて売ってくることもあるので頭の片隅に可能性を置いておきましょう。

北の重戦車がF0まで詰めてきてホールドになっている場合に真価を発揮し、
距離と茂みがあるので発見されずに一方的に撃ち続けられます。

味方の重戦車を撃とうと砲塔が横を向いたりするので、チャンスを逃さずにダメージを与えていきましょう。

味方の重戦車も分かって引いていれば敵は①からの脳筋プッシュだけでは詰められないので、下がらざる負えなくなります。

また、重戦車が引き込んでいる状況で②が取られている場合は簡単に重戦車が溶かされるので、前述の⑥と並んだ最後の徹底抗戦ポジになります。

敵がどの領域まで押えに来ているか、逆に見方はどこまで押えられているのかを冷静に判断しましょう。

⑦ 北開始の山登りポジ

最近は山登りもスタンダードになってきたのかバット系列やスウェーデンツリー駆逐、果てはAMX50Bまで登っているのを見ました。

登る際にスポットされる可能性もあるので少しリスキーではありますが、北側開始の場合に重戦車ルートに支援が入れられることと、

溶かされた場合も南側の陣営に8ラインの稜線を使わせなくすることが可能です。

後者が結構面倒で8ラインの稜線が使えないと中央への絡め手が減るので嫌だなぁ、という感じです。

その場合は素直に②の支援に向かって溶かす場合が多いです。

効果的ではあると思うポジですが、前線構築の枚数は-1なのでそれをしっかり認識して動く必要があります。

初動に警戒しているスポッターと動き

とりあえず初動でありがちなパターンを作ってみました。

ちょっと駆逐が後ろ過ぎないか?とかありますがお気になさらず。

角張った点線がそれぞれスポットの可能性がある相手で、丸い点線が車両の動きを表しています。

D7に敵の軽戦車が入るとF3の稜線を乗り越えた時点でスポットされます。

また通行料ポジのG4,5付近の茂みの隠蔽が甘い戦車もスポットされることがありあす。

F8,9の間にある岩裏に入ろうとする戦車も入り方のルートが甘いとスポットされます。

初動の射線

スポットされていれば、の前提ですがそれぞれのポジションからの初動の射線を表しています。

全部描こうとするとホントゴチャゴチャするので、結構適当です(笑)

C4,5の間にいる駆逐はC5側にズレているとG5にも射線を通してきます。

実戦を想定した展開例①

戦車配置を変えて実戦を想定した枚数、ポジションに動かしてみました。

これを見て次の展開のパターンがどれだけ描けるかで対応の幅が変わってきます。

今回は展開の一例ですが、考察の一助になればと思います、一緒に考えていきましょう。

次に起こりそうな展開を予想する

上記の図のように全部車両配置が見えていれば楽なのですが、実線は見えない車両もいます。

特に後方のTDは初期の移動時にスポットかけられないと厳しいでしょう。

ただ、このマップは東西中央でガツっと当たるマップなので、見えている車両から配置を読むことは可能です。

まず東の重戦車の枚数の数、中央で当たった敵車両の数、西の城側に入っていく戦車の数からどこが敵は車両数が多いのか、前線を張っている車両が多いのか、を読みます。

例えば今回の図ではC5のTDはスポットできないと思いますが、東西中央の戦車は1分以内にスポットされるはずです。

例えば自車両が中央のF3にいた場合、この配置では中央に敵が流れてきた場合に数負けすることが分かります。

また、味方陣営の動きが鈍い、特に開幕通行料のポジで粘っているので前線を積極的に構築したがらないプレイヤーの可能性が高いことも頭の片隅に置いておきます。

さらに城側に重戦車がいること、味方は1両しかいないことから詰められて中央は厳しい戦いになることが予想されます。

D7の軽戦車は潰せる

定番と言ってもいい軽戦車ポジですが、ブラインドと着弾判定が容易なので比較的楽に下げさせることが可能です。

F4の稜線を越えた際に六感が点いたら100% D7の軽戦車ポジに軽戦車かbatなどが入っています。

更に偵察ポジションは一番上の茂みの端に入っていることが多いので、
(一番上側でないと視界判定のある頭の天辺を茂みで隠しつつF9に入ってくる敵戦車をスポットできないため)
一回視界を切って稜線から車体の投影面積を減らしつつブラインドショットをしましょう。

土煙が上がらなければいます。

引き続き撃ち続けて土煙が上がったら茂みの下の方に移動した場合があるので、
少しズラして撃ってみましょう。

ある程度嫌がらせしてスポットを切ってから頭を出してみて六感が点かなければほぼ下がってくれています。

なんか知らないですが結構うまい人でも瀕死まで発砲せずにいてくれることもあるので、美味しいです。
(逆に自分が使うときは注意でスポットした際に砲塔がこっち向いてる戦車は要注意です、
何故かあまりブラインドが飛んでこないので謎ですが。。。)

実践を想定した展開例②

①の状況から重戦車がガッツリ当たり出し、1ラインが上がろうとして来ていたら要注意です。

分かり切った話ですが味方の支援が無い状況でそのまま中央の①に留まり続けるのはかなりリスキーです。

初動で味方の配置をみて「ここはすぐに使えなくなるな」と考えておき、敵の配置を見てリポジの準備をし、敵が詰めてくる前に”スポットされずに”リポジしておくことが重要です。

この”スポットされずに”が結構重要で、昔はMODを入れないと最終発見位置が表示されませんでしたが今は標準装備されているので、”そこにいた”という情報で敵を警戒させることができます。

相手が撃たれてから「うわ~、リポジしてんのかよ!」と気づくのが理想です。

上がる判断も下がる判断も早いです。

それは事前に予測と仮説を持って動いているからで、こうなったらこのポジションに詰めてこられる可能性が高いので、まだ撃てるが後々に備えて準備する、ということがしっかりできているからです。

さて、赤①にいる戦車がどこにリポジしよっかな~、と考える候補ですが、もし私だったら候補が二つあります。

一つは今後詰めてくるであろう中央のカウンターポジになる青①、
もう一つはできる限りスポットされないルートで重戦車のクロスファイアルートに入る青②、
です。

青①は冒頭でも説明していましたが、ここにいるといないのとでは中央の崩され易さがかなり変わります。
逆に中央にとどまっている味方車両、城側にいる車両が早々に溶かされてしまうと詰められる&囲まれて袋叩きにされるので、そうなる前に敵に継続的に損害を与え続ける必要があります。

中央の味方車両と運命を共にするポジションです。

青②は重戦車ルートの裏の8.9ライン側の稜線で4ラインの敵車両の射線を切りつつ後ろにいる重戦車にちょっかいを入れていくポジションです。

こちらに対応する重戦車が増えるということは前線構築している重戦車が減ることに直結するので、味方の重戦車が詰める可能性が上がります。
(逆に詰めてくれないとかなりキツイです)

このシチュエーションの場合はYASUNISHIは②を選択すると思います。

中戦車が留まっているポジションは少し敵の中戦車が詰めてきた場合、5ライン側の稜線に出がちですがC4にいる駆逐の射線がガッツリ通ってクロスファイアが構築されるので早々に瓦解しそう。

ということといまだその辺で油売っている車両は大概上手くないので足止めにもならない可能性が高いこと。

城側に移動した戦車が1両に対し敵は3両(内2両は重戦車)ということ。

といった不利な条件になる可能性が整いすぎているので、①で生死を共にしてもそこまで有意義でなさそうだからです。

それならば枚数で買っている重戦車ルートを早々に溶かしてC4にいる敵駆逐戦車を牽制することで下げさせて中央がクロスファイアを組まれないように対応した方が味方が機能しそうだと判断します。

もちろん重戦車も詰めないと厳しいですが、その場合は諦めて後ろから確実に射線を通していきます。

実践を想定した展開例③

重戦車を溶かしたら、の仮定です。

溶かすころには中央は詰められているので、味方の中央の車両は青いマークのようにG5の稜線あたり側に押されていて、駆逐がクロスファイアを狙っている状況になってくると予想しています。

重戦車側に展開した車両はD7,8の岩横の茂みなどから敵駆逐戦車(オレンジ▼)をスポット&牽制して下げさせる必要があります。

クロスファイアを組まれないように打撃を与えることで中央で耐える車両は5ラインの稜線を比較的自由に使えることになるので生存率とホールドできる可能性が上がります。

駆逐を牽制したら4,5ラインの稜線に付いて敵を西側に押し込みます。

また、B8の付近で駆逐戦車が重戦車を待ち構えてホールドしようとしている可能性もあるので、もしいる場合は重戦車と4ライン側からでクロスファイアを組んで落とすことができます。

さて、こちらは東、敵は西を確保している状況ですが、敵側は中央が南に進行しているので、駆逐戦車が少し浮いた状態です。

押した戦車が戻っている可能性もありますが、今回は城側を重戦車が押していることと、
重戦車ルートが溶かされているので敵が中央を溶かしにかかってきた、というシチュエーションで考えています。

B8付近の駆逐の処理が終わったら敵の駆逐はAラインまで下がっているか、重戦車が詰めてこようと頭を出したところを撃つ準備をしているかのどちらかです。

重戦車とやりあい出してくれれば稜線から処理することも可能です。
(このあたりになると中央の敵戦車が戻ってきている可能性が高いので敵の動きと射線は常に把握しておきましょう)

重戦車を溶かすと8.9ラインの丘が使えるようになるので、駆逐が入ってくれたり、重戦車が自陣防衛に戻ってくれたりする可能性があります。

図のように取ってくれていると敵の中央の戦車は容易にこちら側に詰めてこれなくなるため非常に心強いですね。
(ランダム戦では味方によるので過度な期待はしないほうがいいです笑)

実践を想定した展開例④

敵を西側に押し込むと徐々に味方も詰めてくれることが多いです。

またF5あたりにいる車両も4ライン側に流れることができるので、敵車両がE、Fラインに流れようとしたときにも対応が容易です。

北の重戦車がそのまま駆逐に詰めてくれた場合は囲んで潰すこともできます。

もちろん足が速い戦車の場合はAラインに入ってくることが多いので、その場合は南を溶かすことを優先した方が良いです。

敵にカウンターポジションを押さえられて他に選択肢がある場合は処理が楽な敵から排除していきましょう。

時間をかけるとその分的に対応する余裕を与えてしまうので、詰めるときはしっかり有利なポジションを押さえに詰める。

不利な時は我慢する、他のポジションに発想を変える、などが必要です。

北側の浮いている駆逐を処理したら中央の味方車両とクロスファイアを組むために城側を押さえると楽だな、と思いつつ溶かします。

実践を想定した展開例⑤

ここまでくると袋叩きですね(笑)

敵車両も誰かを処理しようとすると別のポジションの味方車両から射線が通る状態になってしまっています。

こんなうま~い展開ねぇよ!というお話もごもっともですが、敵に押さえられていると味方が溶かされてしまうポジションを潰したり、味方が使える安全な位置を増やしてあげることで、少しでもいい方向に試合が動くことも多いので、理想を描きつつ都度味方の動きに合わせてその時々の選択を修正していきましょう。

かなり長文になってしまって色々抜け漏れもあることを感じていますが、ここらへんで勘弁してください(笑)

思考実験の一例ですが、少しでも参考になれば。

それでは戦場で!

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