プロホロフカの北開始で崩すには(一例)
前回に引き続き今回は北開始の場合の崩し方のパターン例です。
マップ自体のザックリ解説は南開始のPostを見ていただければ幸いです。

MAP解説と言っていますが、崩し方の一例なので、これ以外にも試合の展開によって
様々なシチュエーションが考えられます。
この後の展開がどんな展開になりそうか、を常に読んで効果的なポジションに付けるように頑張りましょう。
それを考える際の参考になれば幸いです。
Contents
北東の丘と中央を絡めて崩す
面倒なポジションの排除と中央の戦車を下げさせる
西の1,2ラインは南開始のように変なラッシュがかからないと崩しにくいので、
東の丘と中央が有機的に絡んで崩していくパターンを紹介します。
邪魔な敵①
北で開始する場合、YASUNISHIは東の丘に向かうことが多いです。
(中戦車、重戦車の場合)
理由としては中央のポジションから敵の丘上の重戦車を狙う際に、
頭出しになっている、打ち上げである、距離が遠い、などの理由で貫通に非常に運が絡むためです。
それよりは初動で通行料や嫌な位置の警戒をしつつ、中央の戦車に効果的にダメージを与えて好きに使わせなくさせる方が効果的だと判断しています。
東の丘に入る上でまず邪魔な敵は①の印が付いている家の裏に入るスポッターです。
ここに丘の9ライン側の斜面が使えなくなるので、面倒です。
幸い家が砲弾で壊せることと、丘の下側から中央の射線を切りつつブラインドショットを入れられるので、可能な限り下がるまで六感偵察で位置を割り出して嫌がらせします。
(最悪下がらなくても0ライン奥から中央に射線は通せます)
邪魔な敵②
次に邪魔な敵が中央を走り偵察している軽戦車です。
大抵丘上から撃たれる前はガバガバなルートで偵察していることが多いので、
しっかり射線を通してダメージを与えましょう。
(偏差射撃は敵が直線運動した際を狙う、などはスキルなので当てられるように練習しましょう)
スポットされるとすぐに回避行動に移るため、APCRなど弾速の早い弾種を使用することも効果的です。
弾が当たらないと当然下がらないので、当たらないAP弾をパカパカ撃っているよりちゃんと当ててくる車両の方が敵から見て脅威度が高いです。
また、重戦車や頭が固めの車両が入ってくることもあるので、抜けることもあるという副産物が付いてくることもあります。
邪魔な敵③
中央の車両群がスポットされたときにちゃんとダメージを与えられるように準備しておく必要があります。
敵も当然丘上から撃たれることは分かっているので、すぐに射線を切ろうとします。
どれだけ準備ができているかで命中率が変わります。
また、中央にいる味方の戦車は丘上の重戦車がスポットされたときに撃つことと、上がってきている敵の中央の戦車をスポットする役目あります。
ただ、丘上からバカスカ撃たれている状況や敵の軽戦車が元気よく走り回っている状態ではリスキーすぎて見てくれません。
そのために邪魔な敵①、②を排除し、少しでも見てくれる可能性を上げていきます。
中央が能動的に動けるようにするために、①、②を処理したら丘上の中戦車、軽戦車はF0の茂みを利用して敵の頭出しの重戦車をスポットする仕事があります。
(自分が見つかっては意味がありません)
特にこの動きをする場合は自分が乗っている車両の隠蔽率を考えましょう。
パットンとか乗っている時に入ることもありますが、十中八九敵の丘上にいるスポッターに茂みを覗くだけで発見されます。
リスクを冒す場合もすぐに回避行動がとれるように準備して動きましょう。
(茂みを覗いたら六感が付く前にすぐに回避行動に移って確認するなど)
丘上の重戦車をスポットすると味方の中央からの援護や自走砲の援護が貰えます。
また、丘上に敵のスポッターがいない場合は茂みを上手く利用して2重隠蔽を使うことで発見されずに発砲することも可能です。
これも自車両の隠蔽率によって発見されてしまう場合もあるので、発見されることを常に想定した動きをしましょう。
重戦車を何度かスポットして丘上から頭を出さなくなると、中央から撃たれている敵重戦車達が味方に「中央を警戒しろよ!ポチポチ」とすることが多いのか、
少し果敢に敵の中央の車両群が味方の中央にいる戦車をスポットしにくることが多いです。
そんなこともしてくるかも、程度に頭に入れつつちゃんとダメージが与えられるように準備しておきましょう。
中央にダメージを与えていると最終的に丘上からの射線を嫌って西側の描画範囲外にで戦おうとすることが多くなります。
ここまでできれば上出来です、次の仕掛ける下準備が整ってきました。
(余談)どうでもいい敵
邪魔な敵①を排除できれば、丘上の中央側の稜線を利用して茂み越しにJ7にいるTDなどをスポットすることができます。
この敵は中央を走り偵察している味方軽戦車や出過ぎた中央の車両を撃とうとしている車両ですが、あまり脅威度は高くありません。
スポットしてしまえば中央の味方と自車両からガッツリ射線が通るので、お引き取り願っていただきましょう。
北東の丘を排除しよう
上のマップ配置のように西側に中央の車両を下げさせることができればチャンスです。
丘上の重戦車と協力して敵車両を排除できる可能性があります。
(もちろランダム戦なので詰めよう!⇒了解!など積極的な車両の場合です)
この際に詰める方向は2パターンあり、7ライン側から詰めるのと丘上の重戦車と一緒に詰めて一気に後ろまで駆け抜けてしまう方法です。
丘上に留まってしまうとせっかく西に寄せた敵車両が再度中央に集まってきてしまいこちらが溶かされてしまうので思い切りが大事なのですが、
ランダム戦ではなかなか難しい判断だと思います。
あまりに詰めない場合は諦めた方が良く、ポジションを変えて西側から詰めてこようとする敵の迎撃に回った方が良い場合もあります。
7ラインから回る場合はまずケアするのは7ライン奥、もしくはライン上の茂みに敵がいる可能性があります。
六感などを活用しているかいないかは知った上で詰めていきましょう。
また、発見されたままの状態で詰めると丘上の重戦車が反応してクロスファイアを組まれて、
味方の重戦車はなぜかホールドしている、という現象も起きるので詰めるシチュエーションを見極めることが難しいルートでもあります。
逆に丘上が詰めてくれればクロスファイアを組みつつ、敵の後衛まで炙り出せる&撃てるので射撃機会に恵まれます。
中央に残っている中戦車群も線路を乗り越えて加勢するか、線路上の敵がスポットされた場合、敗走している敵に追撃を入れられるように準備しておきましょう。
東を押さえたら
東を押さえた後は中央と敵陣の自走がいる稜線から少し頭を出してスポットしてしまえば赤の円に残っている敵戦車は中央の戦車から排除されます。
K8の稜線なども駆逐の射線に気を付けながら撃って行っても問題ありません。
K7の窪みに入っても駆逐の射線を切りつつ6ラインの敵を撃てますが、
排除するまではリポジができなくなるので、自信のヘルスと敵の編成で判断しましょう。
あとは囲んで崩す
追い込み漁です。
マップの4分の1の左下の範囲に敵を押し下げられている状況なので、スポットを切りつつ、上手く肉薄すれば観測と射撃機会が生まれます。
G3の稜線に敵車両が入っていると比較的面倒な位置ですが、後ろに控えている駆逐戦車などを潰してしまえば意味が無くなります。
面倒なポジションは無視してそのポジションの効力を無力化するために動きます。
中央の戦車群、線路側の戦車群は味方の動きを見て、次にスポットされる敵、脅威度の高い駆逐戦車を迅速に排除することに努めましょう。
まとめ
これはあくまで一例ですが、頭の中で勝てる展開に持ち込むためには何をすれば良いか、
を味方車両のランダム性を考慮して考えることが重要です。
そしてそのパターンを増やしていくことである程度味方の動きに対応しつつ、面倒な車両の排除、自分が面倒な車両になることができるようになってきます。
コレがベスト!という動きは無く、その時々で最善の手段は複数あって何を選択するのか、選択できるのかを考えてみてください。
次のマップは気分で考えます。
拝読いただきありがとうございました。